2015年3月27日金曜日

パティシエ


こんばんは

みなさん御存知の通りドカ雪で。オスロ空港でさえも雪で欠便が出るほどの。久しぶりに815だったのに、積もり倒してるから。もう明後日からサマータイムよ?何がどうサマーなわけ?南半球じゃないんよ。




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シウリーがイースターでロンドンに行くってことで冷蔵庫を空にしたかったらしく、イーストを使いたいって言ってパン作りに巻き込まれました。ちなみにシウリーがイーストを買った理由はバターと間違えたからです。イーストってあんな匂いなんですね。あのパン独特の匂いはあのイーストの匂いが薄まったものだったのだと初めて知りました。フレッシュイーストの匂い、あれ我慢ならんよ。地獄か。将来の夢はパン屋さんとかいう小童どもにかがせたいよね。

結果
ベタにミッキーマウスの形作ったよね(手前)

意外と上手くいったと思います。味も美味しかったし。パンだなっていう味で。

で、これが一昨日(日付変わってるからもうおとととい)のことで、昨日はこれまたデニーシュカのケーキ作りを手伝ってまして、それがなんとナポレオンケーキ、いわゆるミルフィーユです。どれだけ高みを目指すのよデニスちゃん、っていう。まあデニスちゃんもうBIの授業終わって、テストが5月末に控えてるだけっていう開放感からこれに挑戦してるみたいなんですけど、にしても、にしてもよ。ミルフィーユて。まさか自分がこれ作ることになるとは。ちなみに僕は開放感なんてないですよ、まあBIの人と比べてそもそも忙しさの平均が低いっていうのはありますけど。あ、教授、近いうちに進捗報告します。







どうよこれ。パティシエでしょもう。超美味しかったよこれ。ただもうめちゃくちゃ太ってるけどね今。明らかにお腹出てるし。ちなみにこのミルフィーユ、作るの2日かかってるからね。クリーム塗ってからクリームが生地に馴染むまで一晩待つっていう。いやもうただすごいなっていう。

というわけで僕もイースター、いやホームスタディーウィーク、突入です。




2015年3月25日水曜日

フリーチケットでコペンハーゲン


こんばんは


ごめんなさいタイトルがちょっと煽ってます。でもほんとです。説明します。


というわけで、日帰り(厳密には違うんですけど)でコペンハーゲンにネイト、マイクとで行って参りました。それも無料で。というのも、DFDS Seawaysさんが先月かな、Web上でキャンペーンをやってまして、スロットを回して商品が当たるという。3等がオスロ-コペンハーゲン往復で199NOK。2等がオスロ-コペンハーゲン往復で99NOK。そして1等がオスロ-コペンハーゲン往復のフリーチケット。(この他にも朝食付きキャビンという特賞もありましたが当たる気配0でした)これを見事に当ててやったのです。何回か挑戦できるんですけど、99NOKばかり当たって。いい加減99NOKでも悪くないよな...なんて思わされかけるんですけど(実際安い)、無料に優るものなんてないのでめげずにやり続けて、獲得しました。

ということでこの旅の詳細ですが、移動手段はSeawaysでお気づきの通り船です。超大きなクルーズ船。こちら。

大きすぎて画角に収まってません

時間は片道17時間。長い。長過ぎる。オスロからニューヨーク行って、戻ってきて、もう一回ニューヨーク行けるからね、17時間あったら。それくらい長い。オスロを夕方に出発して、コペンハーゲンに翌朝着。いわゆる夜行フェリーです。Twitterで呟いた通り、日曜日は朝から雪が積もってやがるくらいなかなかの悪天候だったので風が強く、結構揺れました。こんなサイズの船に乗るのは初めてだったので全く想像がつかなかったんですけど、結構揺れるんすね...おかげで乗ってから三時間後くらいにはちょっと気持ち悪くなっておやすみモードに入らさせていただきました。乗船直後は中がホテルみたいで揺れないかななんて思ったんですけどね。

内装

というわけでコペンハーゲン。







正直、なぜヨーロッパの人にとって憧れの地となっているのかわかりませんでした。これ多分日本の人が北欧諸国に抱いてるなんとなくしゃれてるなっていうイメージと一緒だと思うんですけど、何もないです。オスロとほぼ一緒。ちょっと都会感があるだけ。そしてその都会感も別に、え?っていう。がっかりがっかりって聞かされてるので人魚姫の像見た時は逆に面白かったんですけど、それは完全に裏の面白さですし。ロイヤルコペンハーゲンの店舗に足を踏み入れた時はちょっと感動したけど、ほんとちょっとよちょっと。

既にコペンハーゲンに行ったことあるデニスにどうだったって聞かれたのでオスロとほぼ一緒じゃんって言ったら、それでもカラフルな建物と港あったでしょって言われて、それにも、でもそれもはやベルゲンじゃん、特別じゃないよねって言ったらそう来たかって爆笑してました。それがこれなんですけど。



ね?ベルゲンでしょ。あとこっちちょっとフェイクっぽいよね。やり過ぎちゃったのかなあ。

これだけ酷評してますけど、悪いことばっかりじゃなくて。僕は広島出身なので、非常に馴染みが深いんですけどアンデルセン。作家じゃなくてパン屋さんの方。









英語の説明文載っけてますけど、簡単に言うと、逆輸入です。創業者の高木さんがデンマークのパン作りに惚れ込んで、その方法で日本、広島で開業したと。それから日本各地に店舗を拡げていって今やデンマークにも店舗があるという。BEAMSの設楽さんがいけるのだから、こちらもアナザースカイあたりでやってもいいレベルかと。

アンデルセンのパンの中で一番好きなダークチェリーがあったのですかさず購入したんですけど、全く同じ味でした。こんなとこで広島感を感じるなんて。美味しかった。


他にもキャビンの中でネイト、マイクと会話したりするのはやっぱり楽しかったし。結局僕は街並みとかそういうのよりも人との関わりに楽しみを見い出すタイプなので。今や下を剃ってるのかどうか聞けるくらい仲良くなってますからね。その答えはここには書きませんけど。


てな感じの無料コペンハーゲン日帰りの旅でした。正直もう一回行きたいかって言われたら、ノーです。いくら無料でも。まず17時間が長い。辛い。おまえ無料なのに文句が多いなってなるかもしれないんですけど、逆に無料だからこそフラットに評価できると思うんです。お金が発生したらどうしてもこれだけ払ったんだしいい旅だったと思いたいみたいなごまかしごまかしが出てくるじゃないですか。
あ、でもでも、ミリアムたんが行こうって言ったら、全然行きます。それくらいの感じです☆



2015年3月23日月曜日

イランの新年


こんばんは


もう昨日のことですが、最近仲良くなったイラン出身のパラディスが3月21日の午前0時15分がイランの年明けらしく、パラディスの家にシウリーとおじゃましてました。といっても僕達が訪れたのは土曜の午後なのでもう新年を迎えているわけですが。

正直なところイランに特有の新年の仕組みがあるなんて思ってもみなかったですし、それとイラン料理を振る舞ってくれるっていうので興味本位で行ったんですけど、結果的にその新年の内容はよくわからず仕舞いでした。またイラン料理も(みんなが一気に取り分けちゃったので写真ないですごめんなさい)香辛料なのかなんなのかわかりませんがサワーな感じ、もしくは無味で、美味しいとは言えなかったですが、食べてみることが出来たのでよかったです。

それでも郊外の住宅地みたいなとこに住んでて、家めちゃくちゃかっこよかったです。マンションなんですけど、なんだろうなあの特有な感じの部屋の作り。間取り的には粗末なつくりなのかもしれないけど、欧米マジックと言いましょうか、はたまた僕の欧米コンプでしょうか、かっこ良く見えるんですよ。




っていうのを船の上からお届けしました。どこに行ってるかはまた帰ってきてからのお楽しみ。